ぶくぶく。ブクブク。梅酵素シロップづくり。

今年の梅仕事は酵素シロップを作ることにしました。友人の畑で梅を収穫してきて、気合いもバッチリです!今回の酵素シロップは時間がかかりましたが、なんとか成功!おいしく出来上がりました。以下、発酵の観察日記をレポートしてみたいと思います。

梅酵素シロップの作り方

1.梅を手に入れます。できれば、無農薬の梅がよいです。

梅に限らず、酵素シロップを作る時は、有機あるいは無農薬の果物を使うことをおすすめします。最終的に元の果物は取り除いてしまいますので、多少傷があっても大丈夫です。ネット通販などでは、B級品(見た目があまりよくないもの)を安く販売している農家さんもいらっしゃるので、お得に無農薬の梅を手に入れたい時は探してみるとよいかもしれません。

梅
今回は神奈川県にある「みちばたばたけ」さんの無農薬青梅を使います。

2.梅を洗い、ヘタを取ります。

水できれいに洗い、ザルに上げて乾かします。乾いたら竹串でヘタを取りましょう。
梅のヘタを取る

3.3枚おろしに切ります。

種の部分をはさんで、縦に3つに切ります。梅酒はまるごと漬けますが、酵素シロップの場合は切った方がよいみたいです。
梅酵素作り width=

4.瓶に梅とお砂糖を入れます。

きれいに洗った瓶に、梅→お砂糖→梅→お砂糖とミルフィーユ状に重ねていき、最後に元ダネ(別の酵素シロップ)を少し入れます。ふたは完全に閉じず、半開きくらいにしておきます。

お砂糖は何でもよいですが、グラニュー糖が一番発酵しやすいように思います。この時に大事なのが「元ダネ」。既に出来上がっている酵素シロップを少し入れると発酵を促進してくれます。(今回は初めから元ダネを入れなかったので、発酵がとても遅かったです。)

梅酵素作り

5.一日2回朝晩かきまぜます。

ここからが酵素作りの本番です。毎日、シロップの状態をチェックして、朝晩2回かきまぜましょう。素手でもいいですし、手が汚れるのがイヤな方は瓶ごとかき混ぜても構いません。わたしは最初のうちは手で、ある程度発酵が進んでからは瓶ごとかき混ぜています。

手でかき混ぜることについては賛否両論ありますが、シロップが腐ったり、おなかを壊したことは今のところありません。自己責任でやる分には問題ないのではないかと思っています。

さて、それでは発酵の経過を見ていきましょう。

発酵観察日記

6月4日(1日目)

夏場は砂糖がすぐに溶けます。瓶の底に砂糖がたまりやすいので、よくかきまぜましょう。
梅酵素作り

6月8日(5日目)

砂糖が完全に溶けました。梅も黄色っぽくシワシワになっています。発酵はまだのようです。
梅酵素作り

6月12日(9日目)

甘いいい香りがしてきました。泡がうっすら出てますが、まだ発酵しているとはいえません。少し焦りが出てきます。

梅酵素作り

6月17日(14日目)

相変わらず沈黙状態です。「もしかして失敗した・・!?」心配になって、酵素作りの師匠に相談してみます。

梅酵素作り

「元ダネ(既に完成してる酵素)は入れた?」と師匠。

・・・・。そうでした!元ダネを入れていなかったのです。なんとなく果物の味が混ざってしまうような気がして、今回はあえて入れなかったのですが、やはり元ダネは入れた方がよいとのこと。

元ダネの果物の味は、発酵する過程で消えてしまうのであまり気にすることはないみたいです。今からでも遅くないという師匠のアドバイスで、保管していた夏みかんの酵素シロップを投入。すると・・・。

6月21日(18日目)

き、き、きましたーーー!!!!明らかに酵素と思われる泡が出てきましたーーーーー!!!これは期待できそうです。

梅酵素作り

6月22日(19日目)

泡がだんだん濃くなってきました。瓶をかき混ぜると、きめ細やかな泡が出てきます。この後も順調に発酵が進んでいきます。

梅酵素作り

6月25日(22日目)

ビールのようなクリーミーな泡が立っています。発酵のピークであろうと判断し、中の梅を出して、別の瓶に詰め替えます。※このまま放っておくとアルコール発酵してしまうので引き際が大切です。

梅酵素作り

中の梅をざるで越し、清潔な容器に詰め変えます。この後は冷蔵庫でシロップを保管します。
梅酵素作り

余った梅の果肉は煮詰めてジャムにしてみました。めちゃくちゃおいしかったです!

梅ジャム作り 梅ジャム

梅酵素シロップ作りのまとめ

今回は2週間経っても泡が立たず、失敗したんじゃないかと不安になりましたが、「元ダネ」のおかげでなんとか酵素シロップを作ることができました。なかなか泡立たないと心配されている方は、元ダネを入れてみることをオススメします。

初めて酵素シロップを作る方は、お近くのワークショップに参加したり、酵素作りを行っているお友達から元ダネを分けてもらうとよいかもしれません。夏場は発酵しやすいので、酵素作りを始めるのによい季節ですよ~!

この記事を書いた人

藤森 美佳
藤森 美佳
Cucuruの店長。
大学卒業後3年間のOL生活を経てカナダへ留学。自然に囲まれた田舎町で暮らしているうちにサステナブルな生活に興味を持つようになる。その後、中南米やアフリカの旅を経て、2015年人と地球の共存をコンセプトとしたショッピングモールCucuruをスタート。